【節約術】通勤通学はバイク、特に原付二種がおすすめ!

大学4年間と教員になって7年間、トータル10年間ほどバイク通学と通勤を続けているしゃけ夫です。バイク通勤通学のメリットやデメリットをご紹介していきます。特に「少しでも生活にかかるコストを減らしたい」「何か節約の方法があるかな?」と思っている方、必見です(^^)/

目   次
  • バイク通勤通学のメリット
    • 購入の費用が安い
    • 年間の維持費が安い
    • 通勤時間の短縮
    • 好きなように時間が使える
  • バイク通勤通学のデメリット
    • 天候に左右される
    • 転倒リスクがある

バイク通勤通学のメリット

購入の費用が安い

「当たり前でしょ」と言われるようなことですが、実際にどのくらい費用に違いがあるか比較してみます。ここでは一般的な原付二種のバイク代表PCX125と軽自動車代表ワゴンRと比較してみましょう。

購入時にかかるコストPCX125ワゴンR(FA 2WD・CVT)

   法定費用
諸費用
PCX125
画像元 Honda
ワゴンR
画像元 スズキ
車体購入価格348,700(税込)1,163,800(税込)
自賠責保険(3年間)10,79028,910
重量税(3年分)5,600
軽自動車税10,800
登録料(登録代行費用)約5,000~10,000約15,000~25,000
納車整備料(納車費用約10,000~20,000約10,000
ナンバープレート約1,450~1,900
車庫証明費用約10,000~20,000
リサイクル料金6,760
約389,490約1,272,770

合計金額は、項目の一番高い金額で計算しています。ワゴンRの具体的な金額の項目は、スズキの新車購入ページの見積もり金額になっています。登録料や納車費用などは、店舗によって変わるようです。税についてはエコカー減税の対象になっています。

法定費用      ※2020年10月現在
購入時に、自賠責保険・重量税・軽自動車税を一緒に支払う必要があります。これらはカットできない費用です。法定費用だけでも
ワゴンR・・・28,910+5,600+10,800で45,310
PCX125・・・10,790  と約30,000円の開きがあります。

諸費用 
PCX125・・・登録料+納車整備代で約15,000円~30,000円
ワゴンR・・・登録代行費用+納車費用+ナンバープレート取得+車庫証明費用+リサイクル料金で約43,210円~63,660円。その差約30,000円。さらに車はオプション用品(カーナビ、ステレオ、フロアマットなど)を上乗せするとさらに金額の差が開いていきます。

車両本体価格以外の法定費用諸費用だけでも原付二種と軽自動車では、約60,000円以上も差があることがわかります。

年間の維持費が安い

続いて保有していると発生する維持費についてです。モデルケースは先ほどと同じです。

年間の維持・管理コストPCX125ワゴンR(FA 2WD・CVT)

毎年払うもの
諸費用
PCX125
画像元 Honda
ワゴンR
画像元 スズキ
自賠責保険(1年間)7,60013,210
重量税(2年に1回)3,300
軽自動車税10,800
ガソリン代約25,620約55,580
任意保険料約10,000~20,000約50,000~60,000
タイヤ代約3,000約6,000
車検代約30,000
オイル交換代約1,500約10,000
駐車場代0~約1,000(全国平均)約90,000
(都内平均)約300,000
58,720(全国平均)約278,890
(都内)約488,890
ガソリン代年間10,000km走行 レギュラー140円/L
ワゴンRの燃費…カタログ燃費25.2km/L(WLTCモード)
PCX125の燃費…カタログ燃費54.6km/L
任意保険料新規 30歳 6等級 車両保険なし
タイヤ代3年ごとに交換とし、年額を試算。適応サイズの平均額を適応
車検代車検代行~ディーラー 整備費用 平均約59,000円÷2
オイル交換代5,000kmごとに1回交換
参考サイト:SBI損保 価格.com

こちらも合計金額は一番高い場合のケースで計算しています。バイクの維持費に関しては、私が所有しているPCX125の維持費からも参考にし、だいたいこのような金額になります。軽自動車に関しては、大きく変わってくるのが月々の駐車場代です。実家暮らしなどの場合は0円の場合もありますが、東京都内の平均だと、月約20,000円~30,000円もかかるようです。住んでいる環境によっても、維持費が大きく変わりますね。

毎年かかる税金と自賠責保険     ※2020年10月現在
持っているだけで重量税・軽自動車税を支払う必要があります。自賠責保険も強制です。
PCX125・・・払うのは自賠責保険だけで7,600 
ワゴンR・・・13,210+3,300+10,800で27,310円 と約20,000円の開きがあります。

諸費用 住む場所や人によってかなり変わる部分が多いですが、モデルケースの場合だと
PCX125・・・約40,120円~51,120円
ワゴンR・・・約160,580円~461,580円。その差約110,000円~約420,000円。車は高速道路代や消耗部品代や交換代などを上乗せするとさらに金額の差が開いていきます。

毎年持っているだけでも原付二種と軽自動車では、約200,000円~約400,000円も差があることがわかります。この差はかなり大きいですね!

通勤時間の短縮

みなさんは通勤手段は車ですか?バスですか?電車ですか?バイクでの通勤は、今の通勤時間より大幅に減らせることができるかもしれません。

バスや電車などの公共交通機関 停留所に向かう → 待つ→ 移動→降りて職場へ向かう → 職場へ到着
車やバイク          自宅から乗り込む→ 移動→ 職場へ到着

バスや電車に比べて、職場へ到着するまでのステップが少なく済みます。

さらに車とバイクで通勤を比べてみましょう。

通勤時間はだいたいの方が朝6時~8時の間でしょうか。みんなが職場へ向かう時間は渋滞が発生しやすいです。車だとその渋滞の中ゆっくりと進まないといけないため、通勤時間が増えてしまいます。

バイクの場合だと、二輪車専用通行帯というバイク専用の道路がある地域があります。

出典:バイクブロスコミュニティ

通勤時間が渋滞でも、車の横をスイスイ走ることができるのはバイクならではの特権です。しゃけ夫の住んでいる地域の市街地にはたくさん二輪車専用レーンがあるため、片道25kmの通勤も、どんな交通状況でも毎日コンスタントに40~45分で職場に着きます。

50ccの原付バイクの場合だとバス専用レーンを時間帯に関係なくいつでも走行OKです。渋滞になっている横のレーンを横目にスイスイ走れるのは時短になり気持ちいいものです。

バス専用レーン

 バイクの通勤時間短縮の技には「すり抜け」という方法があります。しかし、すり抜けは交通ルール上、グレーな部分も多く場合によっては違反になる可能性もあります。「すり抜け」自体は違反にならなくても、すり抜けしたことによる「中央線からはみ出す違反」「車との接触事故」などの違反や、転倒する事故のリスクも高まります。

しゃけ夫の見解としては、「地域によっては厳格に取り締まる、もしくはゆるいところに別れる」と思います。自分が住んでいる地域の警察署に一度「バイクのすり抜けって違反になりますか?」と聞いてみるのも一つの手ですね。

「すり抜けは違反か?違反ではないのか?」という疑問については参考サイトを載せておきますので、ぜひ読んでみてください。
参考サイト:Motor-Fan Bikes

好きなように時間が使える

バスや電車に比べ、仕事に行くときや仕事終わりに「〇〇に行きたい!」といった思いつきで、好きな場所に行きやすく、寄り道や買い物が自由です。

基本的に公共交通機関は決まった時間での運行です。その時間に合わせて行動するしかありませんが、バイクの場合は「仕事行く前に新しくできたパン屋にいってから出勤しよう」など、行動が自由です。ただの通勤時間からさらに好きなように時間が使える楽しみは、バイクならではのメリットですね。

バイクの中でも50ccや125ccのような小さなバイクなら、取り回しもとても楽で、駐車場や駐輪場での出し入れも楽々です。商店街の中なら、バイクを押して歩行すれば済みます。これは車ではできないことですね。

バイク通勤通学のデメリット

天候に左右される

バイク通勤通学のデメリットとして、天候によって大変さが変わってきます。特に雨の日は慣れないうちは大変です。急な雨でも全身ずぶ濡れになり、そのまま走っていると真夏以外の季節なら寒いです。

雨具が必須になり、靴を濡らさないような足元の対策も必要になってくる場合があります。

ヘルメットもシールド付きが必須です。顔に当たる雨粒は本当に痛いです。

レインコートは高額であれば十分な通気性が確保され、なおかつ撥水性も高いので、どんな季節や天候でも快適に通勤できます。毎日バイクで通勤通学をする人にとっては、レインウェア選びは慎重に行ってください。

安いレインウェアはジッパー部分から水が入りやすい、撥水性が続かず雨水が体に入ってくる、ウェア自体が重く、着脱が大変などといったデメリットがあります。しゃけ夫の経験から安いレインウェアだと1年間ほどしか使えず、結局買い替えを余儀なくしたことがあります。

雨の日でもなるべく靴を濡らしたくない人は、足元にスペースがあるスクーターがおすすめです。

しゃけ夫は、夏場は素足にサンダル(職場について靴下を履く)、冬場はマウンテンブーツを履いて出勤しています。

あとは強風の日は、走るのが怖いです。風に煽られ車体がふらつくことがあります。しゃけ夫が住む地域は台風が来る前からかなり風が強くなり、また直撃しやすいため、台風シーズンは一苦労です。

転倒リスクがある

バイクの通勤通学で、最も心配されることは「交通事故」ではないでしょうか。特に親御さんから「バイクは転ぶからやめとけ」と言われた人も多いかと思います。

雨の日のマンホールは本当に危険です。簡単にスリップして転倒します。

バイクでの交通事故は、相手を巻き込んだ事故は「すり抜けなど、周りから予想しにくい走りをしている」「スピードの出し過ぎ」などによるものが多いです。きちんと安全運転を心がければ、車と比べ運転中の死角もほぼゼロのバイクなので、相手を巻き込む事故は起こりにくい乗り物なのです。

万が一の転倒に備えて、日ごろのバイクウェアやヘルメットは、きちんとしたものを選びましょう。命を守るための防具です。ケチってはいけません。

しゃけ夫は学生のころから現在に至るまで10年間、無事故で(違反は昔何度かありましたが)ついこの間の免許更新でゴールド免許をゲットしました!

しゃけ夫が4年間乗っていたカワサキ・バルカン400ドリフター 通勤目立ちましたね!

もしよかったら、下記にしゃけ夫おすすめ通勤通学バイク「PCX」を、他のバイクといろいろな観点から比較した記事がありますので、バイク選びの参考にされてみてください(^^)/

まとめ

バイクの通勤通学は、単なる「移動」から楽しさを見つける「行動」に変わります。さらに節約効果が高いので、生活費のコスト削減になります。安全運転を心がけ、素敵なバイクライフを、まずは通勤通学から始めてみませんか(^^)/

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