【あなたはどっちがいい?】特別支援学校と比べ、小学校で働いてよかったこと

[ふきだし set="悩める男性"]

小学校で働くメリットって、なんだろう…

[/ふきだし]
[ふきだし set="悩める女性"]

小学校と特別支援学校の教師だったら、どっちが自分に向いているかな…

[/ふきだし]
[ふきだし set="しゃけお"]

特別支援学校4年、小学校3年働いたしゃけおが包み隠さず話します!

[/ふきだし]
こんな方必見!

今から小学校教員か、特別支援学校教員に、どちらかなりたい人

自分が、どっちの校種に向いているか気になる人

この記事を読むと

特別支援学校と比べ、小学校で働くメリットがわかります!

どっちが自分に向いた働き方ができるかがわかります!

目  次
  • しゃけおの簡単な経歴
  • 小学校で働いで「ここがいいな」と感じたこと
    • 子どもの成長した様子がすぐにわかる
    • 自分のやり方で仕事が進められる
    • 一人で集中して仕事ができる
    • 職員同士の関係性が楽
    • 自分で何でもできるスキルが身につく
    • 管理職との距離が近い
    • 職場の雰囲気がゆるめで明るい

しゃけおの簡単な経歴

2014年 教育学部(心理学)卒 小学校一種免許ゲット(特別支援教員の免許ゲットできず)

2014年 初めて特別支援学校(知的障害)で働く 

2018年 次に小学校勤務 特別支援学級の担任

2019年 小学校4年生担任

2020年 小学校1年生担任(今ここ!)

特別支援学校(知的障害)を4年間、小学校を3年間働きました。

小学校で働いて「ここがいいな」と感じたこと

  • 子どもの成長した様子がすぐにわかる
  • 自分のやり方で仕事が進められる
  • 一人で集中して仕事ができる
  • 職員同士の関係性が楽
  • 自分で何でもできるスキルが身につく
  • 管理職との距離が近い
  • 職場の雰囲気がゆるめで明るい

本記事はしゃけおが経験したことだけを書いています。学校の実情は、地域や規模などで変わります。ここからはほんの一例として、参考程度でお読みください。

しゃけおが働いた学校は・・・

小学校

離島にある田舎の学校です。全校児童300人以上。一学年に2クラスです。

職員は30人弱です。

特別支援学校

小学部、中学部、高等部がありました。全校児童生徒数がなんと300人以上!

職員は小学部50人、中学部30人、高等部50人ほどいました。一つの学校に何人も詰め込んでますね。

子どもの成長した様子がすぐにわかる

小学校

授業で教えたことを、すぐに理解します。

日々の学級経営で「〇〇ができるようになったなぁ」と感じる場面がたくさんあります。

 例えば、4月のころに時間を守るのが苦手な子が、2学期になるころには自分で時計を見てチャイムが鳴る前には席に着く、なんて姿が見れます。

その子がどうやったら時計を見て行動できるようになるかは、教員の力量次第です。
そこにやりがいがあります。

教えたこと=成果 に結び付きやすいです

特別支援学校

授業で教えたことが、なかなか身につきません。教師の力量不足と言われたらそこまでなのですが…

 しゃけおは小学5年生の子に、数字の「1から10」が読めるための算数を1年間ずっと教えてきましたが、結局読めようにはなりませんでした。

「人を叩く」「落ち着いて座っていることが苦手」「すぐに怒る」「教室から遠くに走って逃げる」などの行動もゆ~~~っくりと変わっていきます。もしくは変わりません。

教えたこと=成果 はすぐに結び付かないです。とてもゆっくり成長していきます。
もしくは1年間では何も変わらないこともよくあります。

自分のやり方で仕事が進められる

小学校

担任が一人なので、学級経営、時間割作成、授業など、自分好みにいくらでもカスタマイズができます。

テスト中や自習中、昼休みなど子どもがいる時間でも、やりようによってはいくらでも事務作業、テストの採点、パソコンでの文章作成ができます。

放課後、教室で一人集中して仕事ができます。

特別支援学校

担任が2人いたので、クラスのことについては常に話し合いが必要です。

子どもがいる時間は、基本的に子どもをずっと見守る(見張る)必要があります。

放課後、教室には2人いるので、集中して仕事しにくいです。

一人で集中して仕事ができる

小学校

事務作業をするとき、教室か職員室、どちらかやりやすいほうで仕事ができます。

特別支援学校

職員室がない学校もあります。事務作業は基本的に教室でします。でも担任が教室に2人いるので、集中して仕事しにくいです。

ここについては、以下の記事にも詳しく書いてありますので、参考にしてください(^^)/

職員同士の関係性が楽

小学校

よくも悪くも、自分の学級のことで頭がいっぱいで、お互い干渉しないです。

「自分の仕事は自分ひとりでやる」という風潮なので、頼る、頼られることが少なめです。

特別支援学校

職員が多いので、一つの行事の係や校務分掌内で、多くの職員が入ってくるため、連携が大変です。

「きちんと仕事をこなす」「職員間でしっかり話し合いをしてから決める」風潮なので、よく意見や考えが対立します。

職員が多いと、「パソコンが得意な〇〇先生」など、得意分野をもった職員に、何でも頼って仕事を任せてきます。わからないことを自分で解決しようとすることが少ないです。

自分で何でもできるスキルが身につく

小学校

基本的に、全教科を自分ひとりで教えるスキルが身につきます

1人で仕事をすることがほとんどなので、パソコンや情報機器の使い方、学級会計、PTA活動の進め方、成績処理、ありとあらゆる業務を一人でこなしていきます。

校務分掌、行事の係なども、一つにつき1人(規模が大きい学校でも2~3人程度)でやるので、個人のノウハウが上がります。

特別支援学校

教科ごとに教える職員を変えることがあります。

クラスの業務は、担任が2人いるので、分担しながらこなしていきます。

校務分掌、行事の係なども、一つにつき3人以上(多い場合だと10人以上)でやるので、主になって仕事をする人のみ、ノウハウが上がります。

管理職との距離が近い

小学校

職員室には教頭と職員、隣の校長室には校長がいるので、みんな近い距離にいます。なので、自然とコミュニケーションをとります。

特別支援学校

職員室がなかったため、職員は基本的に自分の教室で仕事をします。教頭は主事室、少し離れた距離に校長室があったため、コミュニケーションをほとんどとらないです。

職場内の雰囲気がゆるめで明るい

小学校

気風はそんなに固くありません。小学校の職員は、本音でお互い会話をする人が多いです。

特別支援学校

市町村立の小学校に比べ、「県立の学校」という肩書きをもっているからか、気風が固いです。

管理職は、市町村立の小学校と比べ、県立の学校のほうが権限が大きいようです。そのため、管理職はお堅い人が多いです。

いろいろな大人と接するからか、みんな建前の言葉が多いです。意見の対立を避けようとし、本音で話す人が少ないです。

まとめ

本記事は、しゃけおの経験をもとに書いています。

自分が教員になりたいと考えている、都道府県の教育現場の実情をしっかりと調べてみてください。学校によって運営方法は様々です。

小学校、特別支援学校どちらもよさがあります。人によって好みや向き不向きがあると思います。

学校現場について、もっと気になる方は、ブログのコメントやツイッターなどで気軽に聞いてみてください(^^)/なんでも答えます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です