
塾にもいろいろな種類があるけれど、どんなちがいがあるんだろう…

この記事では集団指導塾のメリット・デメリットをお教えします!
我が子を塾に入れようか、迷っている人
集団指導塾や個別指導塾など、どんな形態の塾がいいか考えている人
集団指導塾のメリット・デメリットがわかります!
- 集団指導塾のメリット
- 個別指導塾より費用が安い
- 学校のテスト対策まで手厚くしてくれる
- ライバルと競い合える
- 模試を受けるときの緊張感がすごい
- 同じ学校の友だちがいる
- 集団指導塾のデメリット
- 講師との相性が合わないと、授業が苦痛
- 授業についていけなくなると大変
- 友だちと遊ぶだけの場になることもある
- まとめ

「集団指導と個別指導の塾のちがいは何なの?」

「特定サービス産業実態調査報告書」では、個別指導と集団指導を定義しているよ!
- 個別指導…1人の講師が、1~3人の生徒を指導する
- 集団指導…1人の講師が、4人以上の生徒を指導する
どちらにもメリット・デメリットがあるので、その子にあった塾選びが大切ですね!
本記事では、集団指導の塾のメリット・デメリットを紹介します!
集団指導塾のメリット

個別指導塾より費用が安い
モデルケース
公立中学3年生
高校受験対策
週2回の授業を受けたい場合
集団指導塾…栄光ゼミナール
中学3年生:数学・英語(1教科)週1回10,000円
中学3年生;国語・理科・社会(1教科)週1回6,000円
週に2回(数学と社会)受講(10,000円+6,000円) ×4週分
月額64,000円
※ この金額には維持費+テスト費+教材費が含まれています!
個別指導塾…トライプラス
中学3年生:週1回(90分)15,600円
週に2回受講 ×4週分 月額124,800円
※ 別途、生徒管理費用(月額2,000~3,000円)が必要です!
集団指導塾と個別指導塾の費用、相場としても集団指導塾が安くなる傾向があります
学校のテスト対策まで手厚くしてくれる
中間テストや期末テストなどの、定期テスト。
これらの対策まで、塾がしてくれることが多いです。
塾にたくさんの生徒が通うほど、たくさんのテストの情報が塾に集まります。
塾は、生徒が受けた定期テストのコピーを取ります。
溜まったテストのデータを使って、塾でテスト対策をするわけです。

「〇〇中学の〇〇先生が出す問題の傾向」を分析して対策する塾まであるんですよ!びっくりですよね!
大規模な塾ほど、たくさんの学校のテストデータが集まり、テスト対策に有利な塾といえます。
ライバルと競い合える
みなさんが、一番に考えつくメリットだと思います。
我が子の性格が負けず嫌いならば、集団指導塾に向いています。
同じ学校に通っている友だちでも、「学校では接点がないけど、塾では仲良し」みたいなこともあります。
学校では知らなかった友だちの一面が、塾で見ることができます。
また、同じ塾に入っていることを知って、「○○さんも○○高校を狙っているんだ」ということもわかり、いいライバル関係になることもあります。
学校では見ることができない、塾でのがんばっている友だちを見て、「自分もがんばろう!」と、競争心を掻き立てられたら、集団指導塾はいい学習環境になります。
模試を受けるときの緊張感がすごい
本番の受験のような空気感が、塾生にいい緊張感を生みます。
講師陣も、本番の受験と同じように演出してきます。
大勢の中で、模試を受けることは、家庭教師を受けている子や個別指導塾では、なかなかできませんよね。
入塾を考えている人に向けた記事も書いてありますので、参考にされてみてください(^^)/
同じ学校の友だちがいる
中学生でも高校生でも、まだまだ子どもな内面をもって生きています。
受験勉強に励む我が子をみて、大人になったように感じることもあるかもしれませんが、
- 「塾ではしゃべる友だちがいなくて、さみしい」
- 「学校とちがう環境で、のびのびと学習できない」
など、大人には言わない心の不安が、少なからずあるものです。
塾の授業が終わった休み時間、塾の帰り、なんだかんだでやっぱり同じ学校の友だちと過ごす時間が多いです。
自分が通っている塾、これから通おうとしている塾には、一緒にいて安心できる友だちがいるでしょうか?
社交的な子は、学校の友だちがいない塾でも、友だちを新しく作ることができるかもしれません。
でも、
思春期真っただ中の子どもたちです。
新しく友だちを作るのが難しいかもしれません。
集団指導塾なら、同じ学校の友だちがいることが多いですので、安心して通うことができます。
集団指導塾のデメリット

講師との相性が合わないと、授業が苦痛
塾講師は、学校の先生とくらべ若い人が多いです。大学生が教えていることもあります。
学校の先生の平均年齢が40代ほどですが、塾は20代~30代が大部分です。
子どもに親近感を抱かれやすい若い講師は、塾のメリットと言えるでしょう。
しかし、
相性が合わないケース、実際には少なからずあります。
- 「〇〇先生、授業がつまらないし、わかりづらい」
- 「よくわからないけど怒られた!」
など、他の講師に直接言える子は、少ないです。
たとえ、言ったとしても、講師を代えることは難しいです。
嫌な講師どの授業は、ただただ時間が過ぎるのを我慢し、その場をやり過ごすだけになります。
とうしても代えてほしいときは、親も塾に相談して、クラスを変える、その授業だけ別のクラスにする、などの処置をとるようにしましょう。
授業についていけなくなると大変
個別指導塾とちがって、集団指導塾は一斉に授業をします。
生徒の理解にあわせて授業をするわけではありません。
基本的に決められたカリキュラムを授業で行い、わからないことは個別に質問する、といった流れが一般的です。
2週間休んで塾に行けなかった場合など、授業に復帰するのが大変になることがあります。
基礎基本から、じっくりと学びたい人は、個別指導塾も検討してみましょう。
友だちと遊ぶだけの場になることもある
同じ学校の友だちがいることは、先ほど述べたようにメリットにもなりますが、デメリットにもなり得ます。
塾に勉強をしに行くというより、友だちと遊ぶためにきているといった子もたまにいます。
学習の場に馴れ合いが多くなるのは禁物です。
学習がおろそかになることは、高い塾代をドブに捨てているようなものです。
我が子が塾で、きちんと学習しているかどうかは、親が塾のテキストやテストに必ず目を通しましょう。
子どもの教育費は塾代がかさみます。
塾選びは子どもの進路を決め、一生を左右しかねないほど重要になることもあります。
塾選びを失敗しないように、たくさんの情報を得ながら選ぶようにしてください(^^)
コメント