
うちの子、もうすぐ小学校に入学するけど大丈夫かな…

入学したら、親は何をしてあげたらいいのかな…

現役の小学校1年生担任のしゃけおが、厳選して3つにしぼってお教えします!
4月から、小学校に入学するお子さんがいる親
小学校教師が思う、親が子どもにしてあげてほしい本音がわかります!!
- 宿題をみてあげる
- 持ち物を確認する
- 7月までは子どもとしっかり会話をする
- まとめ
宿題をみてあげる

- ひらがな・カタカナが全部書ける子、
- 読むのはできる子、
- 自分の名前だけ読める子、
- 文字や数字がまったく読めない子・・・
いろいろな子が、4月からは一つの教室で、同じ内容の授業を受けていきます。
しかし、現場の先生たちは
「教科書の12ページを開いてー」「みんなで黒板の文字を読みますよー」など
まだ習っていない数字やひらがなを使って授業を進めていきます。
ひらがなや数が読めない子にしては、教科書のページを開くこと、文を読むこと、先生の指示を理解することなどすべてに「???…なにがなんだか、わけわからん…」状態ですね。
そして、はやい学校なら4月から宿題を出していきます。
文字や数に関して、理解がバラバラな子たちに出す宿題は、ひらがなや数字の読み書きが定着できるものです。
しかし
学校の授業だけで、学習内容を理解することは難しいです。
担任の先生は、全員の能力を把握しきれていません。
なので、親が宿題をみてあげることがとても大切なのです。
丸付けが、すでにしてある宿題を担任に提出することは
担任は「この家庭は、親も我が子の学習に協力的でありがたいな」と感じます。
学習が得意な子も、苦手な子も、どんな子でも、宿題を毎日みてあげてみてください。
一人ひとりの「得意」「苦手」はちがいます。
「うちの子、まだたし算が苦手なんだ」「カタカナを書くのが難しいんだな」
宿題を一緒にみてあげることで、実はわからなかった我が子の一面が見えてきます。
「宿題なんて楽勝!簡単!」という子も、親が丸付けをしてあげてください。
「正解がたくさんあるね!すごい!」と、たくさんほめるいい機会になります。
子どもは褒めたら本当に意欲がでて、より一層学習に取り組みます。
わからない問題にはヒントを教えてあげたり、解き終わったら丸付けをしてあげたりしてみてください。

丸付けをしてある宿題を提出すると、担任は「この家庭は、親も我が子の学習に協力的でありがたいな~」と感じます(^^)
持ち物を確認する

入学してから、新しい持ち物をそろえます。
- ランドセル
- 筆箱
- えんぴつ
- 消しゴム
- 定規
- ハンカチ
- ティッシュ
- 着替えの服
- 教科書
- ノート
- 提出するたくさんのプリント・・・
入学してからしばらくは、親も毎日持ち物を確認してくれて、忘れ物がほぼないですが、
親も、だんだん確認しなくなっていきます。
日に日に「○○を忘れました」という子が出てきます。
特に夏休み明けの2学期から、忘れ物が増えていきます。
毎日のことなので仕方のないことなのですが、
週に1回でもいいです。
教科書、ノート、筆箱、着替え・・・
準備したランドセルやバッグの中身を見てあげてください。
我が子が「明日の準備できてるよ」といっても、意外と不十分なことがあります。
特に見落としがちなのが筆箱の中身
- えんぴつが、5本ぐらいはそろっているか
- 赤えんぴつはあるか
- 消しゴムはあるか
- えんぴつの先を削っているか
「えんぴつが無くなっている」という子どもはたくさんいます。
まだまだ物の管理が難しい年齢です。
自分で明日の持ち物の準備ができるようになっても、できれば週に2回以上は親が最終確認をしてください。
7月までは子どもとしっかり会話をする

入学したばかりの子どもや親は、期待と不安で胸いっぱいです。
なかには、不安な気持ちが大きい子もいます。
- 「隣に座っている子が○○って言ってきた」
- 「○○さんが叩いてきた」
- 「先生にトイレに行きたいって言えず、おもらしした」
入学してたくさんのことを、子どもは親に話すと思います。
まだ担任の先生との関係性ができていないので
自分のことを話すのはハードルが高いです。
学校であった嫌なこと、きつかったことは、結局家に帰ってきて親に話します。

親は、担任に「うちの子が○○と言って困っています」と相談をたくさんするのが、4~5月なんです!!
学校やクラスに慣れてくるのは早くて2学期ぐらいからです。
なので、7月までの1学期の間は
「今日何の授業があったの?」「友だちと何して遊んだの?」「○○さんと仲良くお話しできているかな?」
など、なるべく具体的な質問をしながら、我が子の心境を尋ねてみてください。
「今日学校どうだった?」みたいなぼんやりした質問だと、「うーん、楽しかったよ」であまり考えず答えてしまうことがあるので、おすすめしません。
子育てはとても不安なことが多いですよね。
同じくらい、教員も不安なことが多いんです。
でも、子どもの成長には親と教師お互いが協力することが、絶対に必要です!
親も学校について不安なことがあったら、遠慮なく担任に相談してください(^^)
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